すけかくブログ

夫婦2人のつぶやきブログ。育児やお仕事のことメインでまったり。

第一子出産のお話② 〜無痛分娩のメリット〜

どーも、かくちゃんです。

 

以下の記事の続きです。

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 実際にやってみて感じた無痛分娩のメリットデメリットについてご紹介していきます。

  

メリット

まずはメリットの方から。

痛みの軽減

言わずもがなですが。

 

私は和痛だったので、子宮口が5センチ程度開くまで麻酔を入れないことになってました。

陣痛が始まって最初のうち、10分間隔の辺りはまだよかったのですが、3〜5分間隔を行ったり来たりし出したあたりからはもうかなりキツかったですね。

陣痛は、痛みの波がやってきたり引いて行ったりするのですが、お産が進むにつれその間隔もだんだん短くなっていきます。

事前に助産師さんに、「陣痛も痛いのはだいたい1分くらいであとは休憩できるから!がんばれ!」と言われていたのに、私の場合3〜5分間隔の時、痛い時間が2〜3分くらいありました。(助産師さんの嘘つき!!涙

張りの様子を見ながら、「ん〜…ちょっと痛い時間長いね…これ結構辛いね?」と言われたりしながらひたすら息を吸ったり吐いたり。もうできることはそれくらいでしたね。

なんせ痛みのピークを超えて少し痛みがなくなってきたなーと呼吸を整えていると、すぐにまた痛みがやってくるわけですから…。

ふと思いましたがアレに似てますね、体力測定の時にやった20mシャトルラン。しかも脱落は決して許されないという。アレめっちゃ嫌いでしたわ。。

 

そしてしばらく息も絶え絶えした後、やっと先生の麻酔OKが。

そして麻酔を入れた瞬間からなくなる痛みと息苦しさ。

「あぁ…助かった…!麻酔ってすごい!」

そう思いました。

あと、痛くはないけど張りはわかるので、その後間隔測ったりはちゃんとできました。

 

ちなみにここに至るまでの流れですが。

まず、出産1週間前ごろから徐々に夜中の前駆陣痛がひどくなり、夜寝られなくなっていた中、出産2日前に昼夜逆転生活になってしまっていました。

なんとなくよくないなーと思って、前日の夜も寝られてないのにその日の昼間頑張って起きていたら、夜0時を超えたタイミングで陣痛っぽいものが始まってしまい、

 

「むちゃくちゃ眠い…けどなんか10分間隔っぽいな…。え、これ寝たら痛みで起きられるかな…?(←何よりも睡眠欲が優先される人。寝てる時足がつっても起きられず。)」

「起きた時にはもう産まれる!とかなってたらどうしよう…」

 

という、今思ったらあり得ない発想により病院に電話→そのまま入院になります。

結局そのまま朝まで痛みで寝られず、夕方ごろに産まれました。

 

つまり、ほぼ丸2日寝ることなく出産したのでした。

ちなみに、ほぼ、というは、麻酔後痛みが引いたので1時間ほど仮眠が取れて(骨盤が広がる時の腰の痛みで起きた)、産む直前に少し体力回復できたのです。あれがなかったらかなりしんどかっただろうし、そもそもまともにいきめなかったと思います。

分娩前の体力温存としても、麻酔は威力を発揮しました。

 

あれがなかったら産めてない。ホントに。

 

出産直後、すけさんと無痛にしてよかったねぇ…としみじみ言い合ったのでした。

 

産前の恐怖・不安軽減

これは私の場合はかなりありがたかったです。

まず妊娠する前から出産が怖かったので。みんな耐えられてるんだから大丈夫〜って経験者には言われるのですが、いや知らんがなと。私が無理と言ったら無理なんじゃい!と。

ということで、赤ちゃんができたとわかって病院を決める段階で無痛分娩についても調べ始めました。たまたま、家の近くに24時間無痛対応OKの産院があったので、そちらに通うことにしたのでした。

 

臨月に入って、毎晩のように前駆陣痛が来るようになってからはもっと怖かったですね。

前駆陣痛によりどんどん現実味が増していくし、後数日で陣痛が始まるかもしれない…とソワソワしてました。

でもある時まで我慢すれば麻酔を入れてもらえる予定だし、そうすれば後少し頑張るだけで大望の赤ちゃんとの対面だ!ということで、なんとか恐怖に対抗していました。

 

他人の出産レポを読んでビビりまくっていたのもこの頃ですね。アホだな。笑

 

出産時の余裕

これ、結構大事かと。

さっきも書いたのですが、痛みがほとんど取れても張りが来ているのもしっかりわかるし、赤ちゃんが産道を通って出てくるのもわかります。

多分普通に産むよりははるかに余裕があるので、赤ちゃんが産まれたときの感動?には結構ひたれたかなあと思います。

産んだ直後はやっと終わった…が感想でしたがね。。

 

無痛分娩だと足の感覚なくなるんじゃないの、とか言われがちですが、全然そんなことないです。

むしろ割と余裕があるので、「必死すぎて全然覚えてない!」みたいなのは全くないですね。ここはメリットかもしれません。いい思い出になります。

 

あと、分娩時、すけさんが時々お茶を差し出してきたのですが、そのタイミングにことごとく「今じゃないんだけど!!!」と思ってましたね(これ初めて言った笑)

そんなこと考えてる余裕もありました。息も絶え絶えで喋る余裕はなかったですが。

よくある(?)旦那や助産師さんに暴言吐きまくって後悔!みたいなことはなかったですね。

 

産後に向けた体力の温存・回復の早さ

産後に向けて体力が温存できるということと、そのおかげか回復が早いというのもメリットの一つです。

 

産後すぐの夜間授乳や、各種指導(授乳・沐浴など)、退院後は1人での赤ちゃんの世話で文字通り寝る暇もないのですが、会いに来てくれる人は「結構元気だね」と言ってくれたりしたので、やはり通常よりは体力面で余裕があるようです。

確かに産後3日くらいまで筋肉痛があったくらいで、後はそこまでの疲労感はなかったです。

アドレナリンでまくってた&その頃の記憶があまりないからかもしれませんが…。

 

疲労というより、その頃はとにかく眠くて時間があれば寝ていたいと言う感じでしたし、その一方で手が空いた時に育児関連の調べ物がしたいし、、、で、本当に本当に寝不足でした。

 

背中や腰、手首の痛み等産後の諸々の痛みはありましたが、基本的に体は元気だったと思います。回復も順調でした。

 

産後は本当に寝られないので、体力温存のために無痛を選択する、というのもありだと思います。

 

 

 

次回はデメリットについてお話しします。